戦国好きでなくても面白い!上杉謙信女性説 東村アキコ 雪花の虎 1 (ビッグコミックス)
上杉謙信がどこで何をした武将か知らなくても
さすが東村アキコ先生。
上杉謙信という武将が「もし、女性だったら」どんな人物だったのか、
そしてその人物を取り巻く周りの人間模様や時代を描きつつ
10ページに一度はふふっと笑えるギャグがちりばめられていて、
さくっと1巻を読み終わってしまいました。
1巻では後の謙信の出生から少女(少年?)時代までしか
描かれていませんが、続きが非常に気になります。
ちなみに、先日2015年9月4日(金)にNHKで放映された
その時の制作現場がこの雪花の虎で、1巻のラストシーンが
どのように制作現場で出来上がっていったかを知る事ができます。
2015年9月20日(日)0時より再放送するみたいです。
小学館の月刊誌「ヒバナ」で連載が始まってから
毎月読んでいたのですが、コミックスだと巻末おまけ漫画が
3Pくらいついているのですでに誌面で一読済みの方にも
おすすめです。
東村先生、東京タラレバ娘と並行して連載かけもちなのに
おまけ漫画も書いていて超速筆だな…!と思っていましたが、
前述の番組を見ると納得できます。
武将好きの方、東村先生の作品好きの方に
おすすめの1冊です。